「ラミネートベニア法」とは?
テレビや雑誌などで、ホワイトニングだけでは実現できない白い歯や、美しい歯並びをした人を見かけたことがあるかもしれません。「ラミネートベニア法」は、そんな美しい歯を手に入れることができます。
実は、今ほど歯のホワイトニングが知られていなかった頃は、歯を白くする方法として「ラミネートベニア法」が多く用いられていました。そして、貼り付ける際の材料が進歩したことによって、最近になって再び注目されるようになりました。
ラミネートベニアとは、歯の表面を薄く削って、そこへ歯の色をしたセラミックの薄い歯を接着する方法です。ネイルチップのようですが、一度貼り付けたら外すことはできません。
ラミネートベニア法のメリットは、
短期間で、ホワイトニングによる白さよりも、さらに歯を白くすることができることです。また、色だけでなく、形も修正することができ、白くて美しい形の歯になります。さらに、先天的に濃い色の歯にも効果的で、色が戻ってしまうこともありません。
デメリットは、
歯を少し削らなくてはならないことと、ホワイトニングと比べると高価なことです。また、使っているうちに、貼り付けた部分が割れてくることがあります。虫歯などによって残存歯質量が少ない場合は、ラミネートベニアが行えないことがあります。
ラミネートベニア法は、歯を削る必要がありますが、短期間でホワイトニングよりも白くなり、歯並びを修正することもできる優れた方法です。